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転職エピソードvol.2 作業療法士の場合『仕事が忙しすぎる/残業が多い』編

PTOTSTワーカーによるPT・OT・STのお悩みコラム!こちらでは、『仕事が忙しすぎる・残業が多い』ことに悩んでいたママさん作業療法士の転職エピソードをご紹介しています。

更新日:2020年03月24日

公開日:2020年03月24日

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働きやすさを求めた作業療法士と転職エピソードを聞くアドバイザー

PT・OT・STのお悩みコラムでは、PTOTSTワーカーを通して転職を成功させた方々の「転職エピソード」をご紹介します。

PT・OT・STの転職エピソード 

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ナオミさん:40歳/女性:転職歴3回

★前職:老健/作業療法士

★現職:デイケア/作業療法士


PT・OT・STの転職エピソード/ナオミさんの場合

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ナオミさん、お久しぶりです!その後、お仕事とご家庭の両立に無理はないですか?

お久しぶりです。日々の忙しさはそれなりにありますが、夕方には仕事が終わるのでだいぶ余裕はできました!

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それはよかったです!今回は、ナオミさんの転職エピソードを伺いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします!

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2人育児に残業の日々…時短のタイムリミットも近づき焦りはピークへ

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ナオミさんは2人のお子さんが保育園に通われているということで、時短勤務が終了となるタイミングで転職を希望されていましたね。当時の勤務先についてやお仕事の悩みなど、転職に至った具体的なエピソードをお聞かせいいただけますか?

はい。私は現在子育て真っただ中の主婦なのですが、つい最近まで作業療法士として、老健で約7年ほど勤務していました。勤務期間中には2人の子どもを授かりまして、相談のうえで時短勤務を選択し、働き続けていました。しかし、時短勤務といっても仕事の都合上残業は常態化しており、保育園に迎えにいく時間を過ぎることもしばしばで...。慌ただしく過ぎる毎日に疲れ果てていました。そのような日々が過ぎていくなか、下の子が3歳の誕生日を迎えるタイミングで時短の終了が近づきまして…。「はたして私はこのままフルタイムでやっていけるのだろうか?」という不安が常につきまとっていました。

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時短勤務でも残業が多く忙しいと感じているのにもかかわらず、まだお子さんが3歳でフルタイムに戻るというのはなかなかの勇気が必要ですよね。旦那様は確か職業柄帰宅時間が遅いとのことでしたが…、周囲のサポートもそれほど頼れない状況だったそうですね。

夫は飲食関係の仕事をしているので、帰宅時間は遅く、深夜になることもありますね。基本的に子どもの送り迎えや食事の用意、お風呂や夜の寝かしつけまでほぼ私が行っています。夫婦どちらも実家が地方にある核家族なので、周囲のサポートなどを頼れる環境ではなく、そういった状況もふまえて前の職場でのフルタイム復帰は厳しいなと感じていました。

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そのような状況ではなおさら不安ですよね。しかも、時短勤務もあと少しというタイムリミットが刻一刻と近づくなかでの決断ですので、さぞ焦りもあったのではないでしょうか。

はい、とにかく焦っていました。フルタイムで頑張るべきか、もう少し働きやすい職場を探すべきか…。

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そのような状況のなか、帰宅中になんとなく求人を見ていたら条件に合いそうなものを見つけた!ということですね。

はい、そうです。勤務地・職種・勤務時間などがピッタリ希望に合致した求人があり、しかもそれが過去に勤務経験のあるデイケアだったので、「これは…!」と希望の光が見えた瞬間でした。

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過去の経験を思い出し、働きやすい場所を探して

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デイケアでの勤務経験がおありとのことでしたが、デイケアは働きやすいという印象が強かったのでしょうか。

過去に転職は3回ほどしているのですが、そのうちの1回がデイケアでした。回復期でも経験はあるのですが、デイケアはだいたい夕方までの勤務なので、思い出してみるとママさん介護士や理学療法士なども多く在籍していたなあと。仕事が終わるとみなさんお子さんを迎えに行って、バランスよく働かれていた印象があったんです。

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それでPTOTSTワーカーに求人の問い合わせをいただいたのですね。

はい。詳細をまずは聞いてみたくて問い合わせをしたのですが、問い合わせた求人とは別に、ほかにもいくつか希望条件や現在の就業状況を考慮し、いくつか候補も出していただきました。それで、「フルタイム復帰はやめて働きやすいところに転職しよう」という意欲が沸き、一気に転職熱がアップしたんです。

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なるほど。ほかにも選択肢を持つことで前向きになられたということですね!

フルタイム復帰が本当に悩ましかったので…。条件に合いそうな求人があるということだけでかなり救われました。実際にデイケアの求人は思ったよりもありましたし、非公開とされる求人もいくつか紹介してくださったので、条件を絞りながら就職先を選べるという点は非常にありがたかったですね。転職活動時の希望条件は、17時までの勤務、そして残業が少なめであることだったのですが、いろいろと相談しやすいようにママさんスタッフが在籍しているところも加えておきましょうと助言してくださったので、それも前向きに転職へと動けた要因かなと思います。

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ゆとり勤務で叶えた無理のない「育児と仕事の両立」

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いろいろと求人に目を通しながらも、最終的に新たな就職先として決定したのは、最寄り駅から2駅先にあるデイケアでした。当初から希望されていたとおり、17時までの勤務になったことで、少し生活にゆとりが出たのではないでしょうか。転職前とその後で感じられた変化や、転職してよかったことなどをお聞かせいただけますか?

転職前と転職後で大きく変わったなと実感することは、やはり残業が少ないことですね。以前は月に10時間以上は残業があったのに対し、今は5時間もないくらいなので、子どものお迎えにも余裕ができました。あとは、時短勤務で給与がカットされていたものも、今はフルタイムとしてしっかり支給があることです。毎日バタバタする生活に変わりはないのですが、心にゆとりを持てるようになったことで、仕事帰りにスーパーに寄って献立を考えたり、子どもと食卓で会話を楽しんだり。当たり前のようで当たり前ではなかった日々を送れるようになったことが、一番の変化かなと思います。

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ありがとうございます。今回の転職により、常態化されていた残業から解放され、ゆとり勤務で無理なく働かれているとのお話を聞けて、本当に安心しました。まだまだ小さいお子さんがいらっしゃるので、体調の変化などで急なお休みをされることもあるかもしれませんが、今後は無理なく職場のサポートを受けながら働いてくださいね!

はい、これからは育児も仕事も無理なく自分らしいペースで続けていきたいと思います。最後まで支援してくださり、本当にありがとうございました!

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これからのご活躍にも期待しております!

【編集部からの一言】

病院と提携した保育園や学童サービス、また院内保育園完備といった福利厚生の整備が進んでいることで、時短勤務を選択するセラピストは増えています。その一方で、時短勤務として働ける条件は勤務先によって異なり、早くて3歳未満まで、長くて就学前までといった大きな差があります。そのため、お子さんの年齢によってはフルタイム勤務に戻ることに対し、育児と仕事の両立に不安を感じる方も少なくありません。また、時短勤務といいながらも、実際は残業が多く人員不足などで常に忙しいといったブラックな状況を強いられるケースも後を絶たず、なんのための時短?と疑問を感じる方も多いといいます。今回の転職エピソードでは、まさにそんな「ブラックな時短勤務の実態」を感じさせるケースとなりましたが、転職後は残業が少ないゆとり勤務を叶えられ、育児との両立も無理なくされているとのこと。晴れやかな笑顔で現在の就業状況を話してくれたナオミさんの姿からは、日々の充実感が感じられ、転職によって得たものの大きさが伺えました。
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