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転職成功に差がつく!?自己分析の方法教えます【言語聴覚士必見】

自己分析を3ステップで分かりやすくご紹介しています。転職中の言語聴覚士さんにおすすめ!

更新日:2019年06月20日

公開日:2019年04月26日

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言語聴覚士の男女が自己分析の方法が分からず考えている

初めての転職。
インターネットで転職について検索していると、「自己分析をしよう」と書いているのをよく目にしますよね。
しかしながら、言語聴覚士の転職で自己分析がなぜ必要なのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
転職に自己分析が必要な理由は、以下の3点です。
◆自分のアピールポイントを見つけるため
◆自分に合った転職先を探すため
◆転職を本当にするべきか考えるため


学生時代とは少し違い、転職の際にする自己分析は、今までに仕事で得た経験から自分の強みを探し、理想とする職場へ転職できるようにするために行います。
しかし、実際に自己分析をしようと思っても、何から始めたらいいのか分からないという方は少なくないはず。
そこで、自己分析を簡単にできる方法をご紹介します。

これで自己分析は完ぺき! やってみよう3ステップ

3ステップ

自己分析をする作業って、少し面倒に感じませんか?
でも、せっかく自己分析をするなら、意味ある作業にしたいですよね。
そこで、しっかりと自己分析を行うための3ステップをご紹介します。
簡単にできるので、一緒にやってみましょう。
自己分析を始める前に、まずは紙とペンを用意してから読み進めて下さいね。

自己分析ステップ 1〔仕事で得た体験を書き出す〕

転職での自己分析は、学生の就活時とは違い、今までの仕事で得た体験を書き出します。
言語聴覚士の仕事をするなかで、どんな体験をしてきたのか思い返してみて下さい。
仕事を通して、失敗して学んだこと」「自分なりに工夫をして上手くいったこと」「やりがいを得たこと」など、自分の強みが発揮されたエピソードをピックアップして、紙に書き出していきましょう。
自分では分からないという方は、上司や同僚、友人など、自分のことを良く知る人に聞いてみるのも良いでしょう。
周囲から、自分がどう見えているかを知ることができ、自分の強みを見つけられる良い機会になります。
書き出し方が分からないという方は、下記の項目ごとに思い返しながら書いてみましょう。

≪書き出しの例≫
【やりがいを得た体験はどんなこと?】

「仕事を頑張ろう」という気持ちになった、出来事を書きましょう。

□患者様や利用者さんに言われて嬉しかったことは?

□上司に言われて嬉しかったことは?

【自分で工夫をして、上手くいった体験はどんなこと?】
仕事をするなかで、自ら工夫し上手くいった出来事を書きましょう。

□仕事のなかで、自分で工夫したことは?

□工夫した結果、上手くいったことは?

【失敗して学んだ体験は?】
仕事で失敗したことから何を学んだのかを書きましょう。

□どんなことを失敗した?

□その失敗の後、どういう気持ちの変化があった?(何を学んだ?)

ステップ 1 が終わったら、次はステップ 2 に進みましょう!

自己分析ステップ 2〔その体験を掘り下げる〕

上記で書き出した、「仕事で得た体験」は、立派な成果です。
成果とは、自分で何かを変えて得られた結果です。
何を変えたのか、その“変化”を掘り下げて考えることで、伝えたい重要なポイントを整理することができます。
また、説得力を持ったアピールになるので、履歴書の自己PRや面接の際に好印象につながります。
下記の項目を順に考えて書きだすだけで簡単に掘り下げることができます。

1.【自分が起こした変化はどんなこと?】
変化する前の状態はどうだったのか?そして、どういう状態に変化させたのかを詳しく書きましょう。
下記を参考に、その時の状況を一つ一つ書き出してみましょう。

<考え方のポイント>
*どんな変化を起こしたのか?

*どんな難しい状況だったのか?

*変化を起こして、上司や同僚、患者さんなどに言われたセリフは?
(具体的な根拠となるセリフや数字などのデータがあると説得力が増します。)

2.【変化を起こすために取った行動は?】
自分が取った行動を具体的に書き出しましょう。
具体的にといっても、どのように書いたらいいか分からないという方は、下記を参考に進めてみて下さい。

<考え方のポイント>
*取り組みの始めから最後まで、どんな行動をした?
(時系列で書き出してみよう)

*変化させるまでの間に、どんな困難や壁があった?
(どのように乗り越えたのかを書きましょう)

*その時の状況や関わった人、セリフ、その時の自分の気持ちは?
(自分の行動が、リアルな映像となって思い浮かぶようになるまで、思い返し書き出してみてください)

3.【どんな強みが見えてくる?】
ここでは、自分のとった行動を分析し、自分にどのような強みが隠れているのかを探し出しましょう。
強みを探し出すには、自分の行動を深く掘り下げて考えることが必要です。
下記を参考にして、自分の行動を分析していきましょう。

<分析方法>
*変化を起こすためのカギとなる行動はどんなこと?

*どうしてその行動がとれたのか?

*どんな知識やスキルが、その結果に繋がったと言える?

*その結果に繋がったのは、どんな思いや姿勢で仕事に取り組んでいたからなのか?

4.【転職して実現したいことは?】
仕事での体験を掘り下げて、自分の強みが分かったら、次は転職してどんなことがしたいのか、「自分の気持ち」を掘り下げて考えてみましょう。
転職して実現したいことは、どんなことですか?
自分の強みを活かして、どのような働き方をしたいのかを考えてみてください。
ここで、しっかりと考えておくことで、自分が理想とする転職先がより明確になり、後悔のない転職をすることができるようになります。

自己分析ステップ 3〔強みを変換させる〕

自分の強みが分かり、どんな働き方をしていきたいかを考えたら、最後は強みの変換を行いましょう。
なぜ、この作業をするのかというと、面接などで「自分の強みは何か?」を問われた際に、担当者に「欲しい」と思わせることができるからです。
では、どのように変換させるのかというと、自分の強みを第三者(採用側)の視点から見たときに“長所”となるように変換させます。
自分目線の『強み』ではなく、相手目線の『価値』となることが大切です。
採用者が、あなたの強みに「採用する価値がある」と、理解してもらえる表現に変換させることが重要となります。
下記を参考に、自分の強みを相手からみた価値となるように言い換えましょう。

≪変換の例≫
●【素直さ】⇒【新しいことを素早く吸収する力】
●【人の思いに共感できる】⇒【人に深く関わり信頼を得る力】
●【職場のムードメーカー】⇒【率先して周囲を動かしていく力】

お疲れさまでした!
ここで、自己分析の3ステップが終了です。
自己分析の書き方に決まりはありません。
ですので、紙でもパソコンでも考えや思いを引き出しやすく、まとめやすい方法で行ってください。

さいごに

転職してから、「思っていた職場じゃなかった」「やりたい仕事内容じゃない」「転職しないほうがよかった」と後悔しないためにも、自己分析は転職活動に必要不可欠です。
ですので、自分の理想とする職場に転職したいと思うのなら、面倒くさがらず自己分析をしっかりと行いましょう。
一度、自分を掘り下げて考えてみることで、自分自身でも気づかなかった強みや思いを知るきっかけとなり、新たな目標が生まれるかもしれません。
自分では強みが分からないという方は、仲の良い同僚や友達、家族などに聞いてみてください。
あなたが気づいていなかった、あなたの長所をきっと教えてくれるはずです。
自己分析ができたら、つぎは【求人の探し方】をご覧ください!
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