言語聴覚士になるにはどうしたらいい?疑問をすべて解決!

これから言語聴覚士を目指す方へ

2018.09.05

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言語聴覚士が握手している

人の役に立つ仕事のひとつに言語聴覚士があります。1997年に国家資格と制定された言語聴覚士は比較的新しく、まだ資格取得をしている人は少ないです。
よって、言語聴覚士になるにはどうすればよいか、理学療法士や作業療法士となにが違うのか詳しく説明できる人も少ないと考えられます。
今回は言語聴覚士の仕事内容や資格取得の方法についてまとめてみました。言語聴覚士を目指している方の疑問が少しでも解消できればと思います。

言語聴覚士の仕事って?

言語聴覚士が並んで微笑んでいる

そもそも言語聴覚士はどんな仕事をしているかご存知でしょうか?
言語聴覚士は理学療法士や作業療法士と同じようにリハビリのサポートを行いますが、病気や障害で「話す」「聞く」「食べる」という動作がうまくできない方に特化してサービスを提供します。
言語聴覚士が担当するのは脳卒中を患い失語症になった方や言語機能の発達が遅れている子ども、摂食障害を患っている方などさまざまで、患者さんが自分らしい生活を送れるように訓練や指導を行っています。年齢は子どもから大人まで幅広く、専門知識が必要になってきます。
また、同じ障害を患っていても患者さんによって程度は違い、原因も同じとは限りません。カウンセリングを通して患者さんごとにどんな訓練や指導を行うべきなのか見極めることが言語聴覚士に求められています。

言語聴覚士になるために必要なこと!!

言語聴覚士がガッツポーズをしている

言語聴覚士になるには国家試験を受験し、資格を取得しなければなりません。国家試験には受験資格があり、それを得るための条件は大きく2パターンに分かれます。
ひとつは高等学校を卒業した後に文部科学大臣が指定する学校や都道府県知事が指定した養成所に3年以上通い、卒業するパターンです。
もうひとつは一般の4年制大学を卒業した後に指定された2年制の大学や専修学校を卒業するパターンです。
ほかにも「言語聴覚士についての一定基準の科目を履修している者に関しては1年制の養成所に通うこと」という条件もありますが、一般的なのは先ほど紹介した2パターンになっています。
また、平成30年2月17日に実施された国家試験の合格率は79.3%(※)と高くなっており、しっかり知識を習得していれば十分合格できると考えられます。

合格までの道のり

言語聴覚士が未来へ向けて指をさしている

前述したように、国家試験の受験資格を得るためには養成学校に通わなければなりません。
養成学校を選ぶ際には雰囲気や学習環境を知るために学校見学に行くことをおすすめします。養成校選びに困ったときは日本言語聴覚士協会のホームページを参考にしてみてください。 受験資格が得られたら、いよいよ国家試験に挑みましょう。 国家試験は毎年1回、2月中旬に行われ、申請書類の受付は11月から始まります。試験範囲は基礎分野から専門分野まで幅広く、さまざまな知識を習得しておく必要があります。 国家試験の合格者は3月下旬に発表されるため、申請から結果が出るまでは5ヶ月ほどかかります。

言語聴覚士の職場はどんなところ?

言語聴覚士がしごとをする様子

言語聴覚士は高齢化に伴い、病院やリハビリテーションセンターなどの医療施設あるいは老人保健施設や特別養護老人ホームなどの福祉施設で働いている方が多いです。
しかし、現在は言語聴覚士の活躍の場が広がってきています。
病院といっても、リハビリテーション科だけでなく、神経内科や小児科など幅広い科で言語聴覚士は必要とされています。
また、発達障害や自閉症などによりうまく社会になじめない子どもに対して、会話が楽しいと思ってもらえるように声掛けをしたり、ゲームをしたりと特別支援学校や小学校、中学校で働いている方もいらっしゃいます。

これからの言語聴覚士

言語聴覚士ガッツポーズ

高齢化社会が進んでいることで、老人性難聴や嚥下障害を発症する高齢者も増加しています。そんな中、まだ言語聴覚士として働いている方の人数は少なく、今後多くの言語聴覚士が必要とされています。
また、言語聴覚士の活躍できる場は増えてきているため、多分野における豊富な知識を活かした、質の高いサービスの提供が求められているといえるでしょう。

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