理学療法士が介護施設や病院で働くメリット
理学療法士が病院で働くメリットとは何かについてまとめています。理学療法士として病院で働くか迷っている方はぜひ参考にしてください。
更新日:2019年04月17日
公開日:2018年09月07日
病院で働く~経験の積み重ね~
理学療法士は、病院だけでなく介護施設やクリニックで働くこともあります。様々な場所で勤務することができるため、自分に適した求人を選べるのは理学療法士の魅力のひとつです。その中でも、病院で働くことは自分の経験に繋がるため、今よりももっと成長したいと転職を考えている人にとって、よい職場だといわれています。資格を取得したばかりの方でも、「技術を高めたい」、「経験を積みたい」と考えているなら、病院で働くことをおすすめします。
病院での仕事内容
理学療法士の主な業務は、診療の補助として理学療法を行い、運動能力の回復をサポートします。これは「運動療法」「物理療法」と言っています。運動療法:運動を行うことで、関節の動きを柔らかくしたり、身体機能障害の回復トレーニングをする。物理療法:電気、温熱、冷却刺激やマッサージといった物理刺激で治療する。これらは、リハビリ施設やクリニックと同じですが、最大の違いは、理学療法士は他部署との連携が前提ですので、様々な知見を得ることができる点になります。
病院で働くメリット
介護施設やクリニックで働くのではなく、病院で働くことには様々な独自の利点があります。ここでは、病院に勤務することで得られるメリットについてご紹介します。
様々な経験と知識によるスキルアップ
理学療法士の仕事は、医師の指示のもと理学療法を行います。そして病院には様々な診療科や部署があります。リハビリテーション科や整形外科だけでなく、神経内科や脳神経外科なども理学療法に関わっています。理学療法士としての目線では気付けない部分も、他部門がある病院では多角的に見ており様々な気付きを得ることができます。この気付きは将来的に転職する際に有利に働くことでしょう。
施設として安定している
病院はクリニックや介護施設と比べて規模が大きく、給与も安定しています。また多くの病院では理学療法士が自分1人だけということは少なく、有給が消化し易いといった面もあります。
このように、病院で働くと様々なメリットがあります。国の施策もあり、理学療法士の求人は益々増えており、多くの病院が求人募集しています。転職を考える理学療法士も多いことから、ニーズに合わせた待遇に変化している病院もあります。多くの求人から自分に適した病院を見つけるのは大変かもしれませんが、よい病院に転職するためには、妥協をしないことが大切です。
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