クリニッククリニックの施設形態について

そもそもクリニック(診療所)とは

クリニック(診療所)とは、おもに外来患者を診察する医療施設であり、その地域に合ったプライマリ・ヘルス・ケア(0次医療)を提供するとされています。
世界的には規模の大きさに関係なくクリニックと名乗る医療施設もありますが、日本では病床を有しない、又は19人以下の患者を入院させる施設を有する医療施設であると決められています。
本来のプライマリ・ヘルス・ケアは保健として定義されていますが、日本を含め先進国では「医療」「地域」を軸にして定義されています。
この動きは2014年の診療所改正で動きが始まり、2016年の改正でより踏み込んだ改定になっています。
この0次医療(かかりつけ医、地域包括医療)は看護師だけでなく、理学療法士にも恩恵があります。

理学療法士が診療所で働く際の仕事内容

診療所は外来が基本である医療施設である特性上、患者さんの回転率は高く、理学療法士といえど毎日のように新規の患者さんがやってくることもあります。
その新規の方に対しても理学療法を行っていくことになります。

医師から患者さんの情報や指示は出ますが、回転率の高い分、見落としが出ることもあります。
当然、看護師や医師とチーム医療を行いますが、理学療法士として重要になるのは患者さんとのコミュニケーションです。
外来で来られた患者さんなので、怪我をして心理的不安を抱えている状態です。
理学療法士は患者さんに配慮しつつ効果が出るリハビリを行っていくことになります。

クリニックと病院の違いとしては、勉強会の時間が違う点が挙げられます。
病院などでは、診察終了後に行うことが普通ですが、クリニックでは昼の中休みにお昼ごはんを食べながら勉強会をすることが多いです。

病院との違い

仕事内容でも述べていますが、クリニックと病院での違いで大きいのは外来の患者さんが基本であること。また、クリニックでは病床を設置しているのが少ないので、手術を要しない患者さんになります。
そのため、診療科としては整形外科が主流となります。
これも脳疾患系や呼吸器系、内科なども見る病院とは大きな違いになります。

患者さんの年齢も手術を要する病院よりは下がる傾向にあり、学生さんも部活などでの怪我で多く来るのも年齢を下げる要因です。
クリニックで働く場合、急性期系の様な理学療法を行うことは稀です。
だからと言って、残業なし定時で帰れるという訳でもありません。
診療報酬改定により、地域包括医療を担う診療所は今まで以上に重要になっています。
理学療法士の働き先として診療所(クリニック)も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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